グレートロマンス街道
  1. 全人類ヒューマノイド
  2. ドン・キホーテ・デート
  3. 蛍陽
  4. 全人類ヒューマノイド - instrumental
  5. ドン・キホーテ・デート - instrumental
  6. 蛍陽 - instrumental
「グレートロマンス街道」それは歩むべき人生の轍。

大塚紗英の2nd miniEP「グレートロマンス街道」は、大塚のこれまで、そしてこれからに期待を込めて名付けた一作。ジャンルレスで多彩な音楽性ながらも、一聴して大塚の作品であるということがわかる所以は、彼女のシンガーソングライターとしてのアーティスト性が全曲に満ち溢れているからと言えるであろう。

記念すべきmini EPのオープニングを飾るのは、無数の選択の連続を惑星移住計画とそれに翻弄される恋になぞらえて、独自の世界観で歌った楽曲 「全人類ヒューマノイド」。荒廃した世界や感情を想起させる大塚の歌詞や歌声、そしてその世界観をふんだんに表現した新進気鋭のアレンジャー・椿山日南子氏のアレンジは、まさに全人類必聴の一曲に。

続く2曲目はジェットコースターのようにめまぐるしく展開する感情を歌ったアヴァンギャルド・ポップス「ドン・キホーテ・デート」。大塚のワードセンスと昨今では珍しいアッパーなフュージョン・ファンクテイストが合わさり、各所で話題となった。さらにはこの話題を聞きつけたディスカウントストア「ドン・キホーテ」とのコラボまで実施される話題曲となった。

そして3曲目「蛍陽」は、大塚のこれまでの人生を綴った物語のような、繊細だが力強い、生命力が漲るピアノバラード。日本屈指のジャズピアニストであり、独自の感性でユニークな世界観を作りあげるピアニスト・林正樹氏のプレイと、大塚の感性溢れるボーカルによって、まるで水彩画のような楽曲として色彩美豊かに描き出されている。

ジャンルは違えど、どれも大塚紗英の楽曲である。そう感じさせられるのは、彼女のアーティスト性ゆえであろう。このmini EPはまるで大塚紗英というアーティストが人生の一本の道を作り、その道程を我々リスナーが追体験しているような音楽集となっている。大塚のテーマとしている「ロマンス」とその一貫したアーティスト性が組み合わさった本作は、まさに「グレートロマンス街道」と呼ぶに相応しい出来栄えとなっている。

〈収録曲〉M1.全人類ヒューマノイド/M2.ドン・キホーテ・デート/M3.蛍陽/M4.全人類ヒューマノイド - instrumental/M5.ドン・キホーテ・デート - instrumental/M6.蛍陽 - instrumental

〈発売日〉2024年1月26日(金)…ツアー会場/オフィシャルオンラインストア「Ship Shop Treasure」/end more...

〈価格〉写真集付き限定生産盤 ¥4500(税込)/通常盤 ¥3000(税込)



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